濃密な2日間

こんばんは。

書き留めておきたいことが既にたくさんあったので、布団のうえでパソコンを開きました。

安曇野にある半農ゲストハウスでWWOOFをスタートし、2日目の夜です。

自宅を出てから緩く継続していた緊張がようやく収まってきています。

あまり凝らずに、感じたことをつらつらと。

【1日目】

PM16:00

最寄り駅に到着。ホストの方にお迎え頂き、滞在予定のシェアハウスに移動。

同じ期間にステイしているシンガポール人のイーさんとご対面。

転職の合間を縫って、大好きな日本で2か月間のWWOOF生活をされていて、日本語の発音がとてもきれい。

PM17:00

バイク乗りのゲストが3名宿泊予定のため、彼らと僕たちの晩御飯を作る。

初日だったので料理のお手伝いをしたり、配膳・洗い物などを担当。

PM19:00

ゲストの方と一緒に晩御飯。

軽く自己紹介をして、おしゃべりながら食べ進める。

ゲストは男性2名、女性1名でみなさん50代。

女性の方は50歳にして大型バイクの免許を取得し、ハーレー乗りとなる。

キラキラとした瞳で、新たな世界へのチャレンジを聞かせてくれた。

やっぱり旅はいい。

PM20:30

お仕事終了。

シェアハウスへの帰り道、イーさんと外国語練習同盟を結成。

同じ内容の文言を英語と日本語で復唱し、ソロ同時通訳をはじめる。

あれって英語で何て言うんだろう?、と悩むことがいかに多いかを実感。

とても良い経験をできている。

【2日目】

AM7:30

ゲストは近くのカフェで朝食をとるので、朝食は自前で作る。

イーさんは食パン、スクランブルエッグ、サラダと完璧な朝食を自炊されている。

僕はご飯、納豆、味噌汁(残りもの)、冷や奴を食べた。

完全にいつもどおりの食事だが、近所の豆腐屋さんから購入している豆腐が抜群に美味しい。

ここでお世話になる間は毎日食べ放題だそうなので、遠慮なくいただきます。

AM9:00

近所の地区イベント、ゴミ拾い里山ウォーキングに参加。

ざっと100人ほどが集合し、ビニール袋を片手に里山を一周する。

そもそも落ちているゴミが少ないうえに、子供たちが我先にと拾ってしまうので、大人たちはのんびり喋りながら散歩をしている。

僕はご近所さんと喋りながらウォーキング。

安曇野に長く住んでおられる方々も、景色に見とれていた。

やはり美しい景色は見慣れることはないらしい。

PM16:00

当ゲストハウスで知り合った方々がランチ会を開催するため、そのお手伝い。

「旅する料理人」としてお仕事されているキミーさんがボスとなり、20人ほどのお客さんに食事を提供した。

目の回るような忙しさだったが、お客さんは終始楽しそうなので、こちらもやりがいがあった。

PM21:00

原付カブで日本一周を敢行中のおさやさんが今日のゲスト。

彼女の半生を聞くために、近隣の人も集まってきた。

学校に不満を感じる学生もやってきて、彼女の話を聞いていた。

こうした出会いが将来のどこかで芽を出し、彼らの人生を変えるのかもしれない。

なんとも感慨深い空間に立ち会うことができた。

【振り返り】

振り返ってみると、この2日間でかなり濃密な体験をしていることを実感する。

1円たりとも使っていないのに、この充実感を得られることを考えると、常識やお金に縛られず、自分の哲学で生きていくことは大切だと感じた。

最後に、これからの生活では「料理」が鍵になってくると思われる。

2日目の晩御飯に僕は味噌汁を作った。

これまでも何度も作ったことはあるが、自分しか飲まないものだったので、かなり緊張した。

味見を重ねて、納得できる味噌汁ができあがり一安心。

僕が作ったとは言わなかったが、おさやさんは美味しいと呟いていて、イーさんはおかわりしていた。

それを見たとき、これまでにない嬉しさと安心感がこみあげてきた。

料理ほど万国共通で人の心を近づけるものはないのではないだろうか。

イーさんは料理がとても上手で、お店のような盛り付けもされていて、尊敬の念が止まらない。

ニュージーまでの数か月、料理に積極チャレンジすることをここに誓い、今日はおしまいにしたいと思います。

かなりの長文になっていることからも、濃密な2日間であったことが伺い知れます。

身体を大事に、明日も頑張ろう。

布団の上でまどろみながら

2024.5.19

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