安曇野と交流した日

おはようございます。

昨日は安曇野市民の方々と交流する機会が多い日でした。

ここでは一日一日がどっしりとしているので、薄れてしまわないうちに記録を書きたいと思います。

まずは朝。

この日はご近所の小学生の田植え授業があり、ボランティアとして参加させて頂きました。

イーさんの通訳係も兼ねて一緒に行動していると、日本の旅人+シンガポール人のセットに子供たちは興味深々。

子供たちの質問をイーさんに答えてもらうと、子供たちは大喜び。

自分が国を越えた交流に関われていることの誇らしさと、子供たちもイーサンも楽しんでいる光景の美しさで、とても嬉しい気持ちになりました。

印象に残った一場面。

先生「喋ってないで早く作業しなさい!」「うん、早いよ👏」

イーさん「早く!と、早いは何が違うの?」

言われてみれば、たしかにその通りです。

語尾のたった一文字で感情を使い分けているのは驚くべきことだと思いました。

早く!means “Hurry up”。早い👏 means “Good job” と答えると

「日本語難しい」とのこと。

続いて夕方。

ホストが管理している安曇野市内のシェアハウスと合同で、バーベキューを行いました。

そこで印象的な2人に出会ったので、書き記しておきたいと思います。

まずYさん。

26才の同じ年。2024年3月に退職されていて、これも同じ。

お互いに似た者同士であることを直感し、たくさんお話をしました。

彼は在職中から農業ボランティアを始め、退職後に安曇野に半移住。

りんご農家さんのお手伝いをしながら、安曇野の周辺を転々としています。

積る話がたくさんあったのですが、彼とは明日もお話するので、また別の機会に。

そしてKさん

大学で教育学を教えておられる教授。国語の教育指導がご専門。

僕は小説が大好きで、国語教育についてはこれまでも考えてきたことがたくさんあったので、

高校以上では小説をあまり扱わないこと、哲学を習わないこと、教師になりたい人への教育のこと、、、

など多岐にわたるお話をした。

先生もとても喜んでくれて、ゲスト講師として授業をしてくれないか、という衝撃的な提案をしてくれた。

旅をしている間は難しいが、いつかやってみたい。

シンガポール人のイーさんもこの話題に興味があるそうで、シンガポールの教育の話も聞けた。

ニュージーランドではたくさんの国の人々に出会うはずなので、国語教育の話を聞いて、教授にお伝えしてみようかと思う。

小学校の教師を目指す人に向けたオススメの本を訊かれたので、

レイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』を挙げた。

内容も対象読者もドンピシャだと思う。感想が楽しみだ。

今日はお休みをもらったので、イーさんと上高地に出かける。

ここ一番の晴天に恵まれ、朝陽がとても美しい。

それでは。

気持ちのいい朝に、音楽を聴きながら

2024.5.22

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