労働と晩酌

こんばんは。

新たなホストとの生活がもうすぐ一週間を迎えます。

前回の安曇野ホストは半農半Xと呼ばれる兼業農家でしたが、今回のホストは正真正銘の専業有機農家です。

ホストが経営している農業法人があり、その社員さんと一緒にお仕事をしています。

一般的な農作業はもちろん、パッキングなどの出荷作業も仕事に含まれます。

書きながら既に筆が乗っていないように感じているのですが、おそらく気疲れが原因でしょう。

ホスト夫婦はかなり人見知りで、基本的に無言か小声なので、自ずと配下も控えめです。

歴が長い社員さんには会話がありますが、他の皆は黙々と作業をしています。

ホスト宅では家族が完成されており、食卓の話題はご近所さんか息子さんの学校話です。

よそ者の旅人が入り込む余地はありません。

不自然にならない程度に急いでご飯を食べ、そそくさと自室に帰るのが精いっぱいのアクションになっています。

正直、なんでWWOOFを受け入れているんだ?と思うくらいに閉鎖的です。

おそらく僕が日本人で国際交流的な魅力がないので、格安の労働力として認識されているのだろうと想像しています。

幸い僕の居住スペースは離れの一棟をまるまる頂いており、Wi-fiも届いているため、とても快適に過ごさせてもらっています。

また、ご飯は大量でとても美味しく、毎晩ビールや日本酒をごちそうになっているので、夜を一人で陽気に過ごせていることが救いです。

「農業」を体験するためには最高かもしれませんが、『農業旅』をするには不向きなホストだなあと思います。

WWOOFプロフィールからこの状況を想像することは正直難しいですが、これからは少ない情報から人となりを的確に想像することが大切になってきそうです。

この教訓と、農作業経験・農業単語が今回の収穫になるでしょう。

残り2週間弱、いなしつつ、楽しみつつ、適応していきたいと思います。

それでは、また。

お腹を空かせて夕飯を待ちながら

2024.6.1

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