人を見る目

こんばんは。

またまた三重県のホスト宅よりお送りしています。

前回かなり意気込んだ目標を書きましたが、意識としては継続できており、数か月前より短い時間で多くの成果を生むことができていると自己評価しています。

仕事は主に動物関係で、ご飯・散歩、柵作りなどです。

敷地内に大きな池もあり、仕事が終わったらそこでカヤックを漕いだりしています。

仕事も遊びも一人で進められるので、そこが何よりのお気に入りです。

しかし、人間関係の面では過去一番で心労を感じています。

今のところトラブルはありませんが、滞在期間が長くなれば衝突必至でしょう。

反面教師として学んだことを書き残しておきます。

①どんな立場の人にも「ありがとう」「ごめんなさい」を伝える。

どんな相手に対しても、素直に感謝・謝罪を伝えられる人間にならねばなと思います。

現ホストは「ごめんなさい」が特に苦手で、自分に過ちがあるかもしれないという発想をできません。

僕の滞在以前から発生している問題について、僕に原因をなすりつけてくるような言動が多々あります。

失敗談を聞いていても、必ず他者が原因になっているので、僕個人に対する考え方ではなさそうです。

何歳になっても自分は途上であり、決して誰かよりも偉い訳ではないことを自覚して齢を取りたいと思います。

これを自覚できていれば、相手への感謝や謝罪は自然と湧き出るのではないかと感じました。

②自分の思想を人に押し付けない

自分にとって価値が高いものでも、他の人から見れば取るに足らないケースはよくあります。

思想や考え方はまさにそうで、これは決して他人に強制するものではないと考えています。

現ホストは自身の信仰を押し付けてくるところがあり、神や愛などについての説教を唐突に始めたり、自身が朝食を多めに食べる人間だからか、他の人にも同じ量を強制し、食べ残しを許さない空気を放っています。

自分の好きな食べ物や味付けは最善であり、他の皆にとっても一番であるはずだと妄信しており、人のお皿にも問答無用で自分の好きな調味料をぶっかけます。

この点に関しては、嫌なことをたくさんしてくれると、自分の行動を改善する材料になると前向きに捉えられているので、大いに成長できそうです。

WWOOFをしていると、自然への意識が高い人に多く会いますが、ここまで不勉強で自論が固まっている人は初めて会いました。

遺伝子組み換えや農薬について、ほとんど何も勉強せずに悪いものと決めつけ、その思想を人に押し付けているので、やはり「勉強」も重要だと実感します。

③人のことを詮索しない

都会暮らしだった頃、そんなに意識することもありませんでしたが、世の中にはこんなに詮索してくる人間がいるものなのか、と実感する毎日です。

初めて会うなり、大学や仕事やお金のことを聞かれ、僕の友達についても同じことを根掘り葉掘りしてきます。

しまいには、何のコネやら僕の友人の情報を調べ上げてきて、自分の友達の多さを自慢するかのように振舞ってきます。

ここまで不愉快な人間には久しぶりに出会いました。

絶対にこうならないようにしようと思います。

いろいろとモヤモヤを書き連ねましたが、この人間性を見抜けなかった自分の問題だと考えています。

対人間へのセンサーは生きている限り、磨き続けなければなりません。

残り6日間、なんとか耐えたいと思います。

それでは、また

自室で陰鬱としながら

2024.7.20

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