阿智村での出会い

こんにちは。

長野県阿智村のホスト宅からお送りしています。

ここでの暮らしも残り2日となりました。

到着日を含めると19日間の滞在で、たくさんの苦労がありましたが、それらが知性や心の成長に繋がっていることを感じています。

今回はここでの出会いを振り返りたいと思います。

まずは同い年男子のSくん。

高校を出てから工場勤務を約10年していたため、体力や作業効率がスバ抜けています。

入社数か月ながらも、すでに替えの利かない戦力に数えられている農業界のニュースターです。

同い年で話も合ったので、お休みの日は2回も遊びました。

1度目は温泉、2度目はSくん宅で昼呑み。

Sくんは20代ながら自給自足思考が強く、森の中のポツンと一軒家で開拓者生活を送っています。

最も驚いたのは、山の中で見つけた水源から築年数不明のログハウスに水道を通したことです。

どういう過程でそれを実現できるのか全く想像できませんし、山の中で水源を偶然掘り当てた話は本当に意味が分かりません笑

この水源を活用し、来年には川魚の養殖を検討しているそう。

スケールが大きくて、とても楽しい友人です。

彼は少なくとも5年は阿智村に住んでいるそうなので、時折立ち寄って近況報告をしようと話しています。

続いてMさん

2つ上のお姉さんで、ホストを除けば最も古株。

播種~出荷まで全ての作業を遂行できる大先輩です。

作業でペアになることが多く、恋愛や本の話をたくさんしました。

京都のご出身でとても話やすかったので、作業が滞ってしまっても仕方がありません。

彼女は海外農業研修制度を利用して、約2年間アメリカで農業を学んでいました。

20代にして農業歴ほぼ10年に達しており、日本のこれからにはかかせない人です。

多忙な農作業に加え、消防団に所属していたり、マラソンにも出場するスーパーウーマンなので、エネルギー面での目標人物にしたいと思います。

最後にUさん・Tさん

お二人は9月までの短期バイトで、30代カップルです。

今後の日本経済に不安があり、将来の食に困らない生活力を身に着けるため、2人で農業を学んでいるそう。

お休みの日に一緒に釣り堀に行って、魚を食べました。

お二人とも海外経験が豊富で、僕のニュージーランド行きを心から応援してくれています。

20代の冒険や挑戦が、その後の人生の幅を決定づけると、30代にして痛感されているそう。

自分の選択を肯定してくれる大人に出会えて、本当に幸運だと感じました。

以前のゲストハウスとは異なり、閉じた人間関係ではありましたが、今後も続く素敵な縁を得ることができました。

どちらかというと苦しかった記憶が強いのですが、過ぎたことは良い思い出として処理されるようです笑

今日は最後のお休み。

とても暑いですが、散歩にでも行こうかと思います。

それでは、また

あいみょんアルバムを聴きながら

2024.6.12

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